「集成材を注文住宅に用いるメリットって何?」
「集成材のデメリットも把握したうえで利用するかどうか検討したい!」
とお考えの方はいらっしゃいませんか。
集成材の特徴について詳しくない方も多いはずです。
そこで今回は、集成材のメリット・デメリットについて解説します。
□集成材のメリット
集成材は乾燥された小さな木材からできていて、使われる木材は加工前に丁寧に選ばれています。
そのため、品質が統一されていて大きさや色も揃えられるのが特徴です。
無垢材のような湿度を調整する機能はありませんが、天然の木由来の暖かみは無垢材と同等のものが感じられるでしょう。
さらに無垢材の方が比較的高価な素材であるため、集成材はコストパフォーマンスの良い素材と言えます。
集成材は乾燥された木からできているため、施工の最中に反りやひび割れなどが起こりにくく、職人が施工を行いやすい素材です。
結果として、集成材を用いた施工は職人の技術がそれほど高くなくても仕上がりはほとんど変わらないことが多いでしょう。
集成材そのものもコストパフォーマンスがいいことに加え、人件費に関わる技術代を抑えられるためよりお得に住まいを建てられます。
複数の木材を組み合わせてできた集成材は耐久性も高い素材です。
集成材の耐久性は法律によって定められているため、耐震性においても優れています。
□集成材のデメリット
*無垢材と比較すると耐用年数が短い
無垢材が天然の木からできているのに対し、集成材は複数の木を接着してできています。
つまり、接着する際に使う薬剤が劣化してしまうと耐久性がなくなってしまいます。
そのため、人工の接着剤の接着剤を用いない天然の無垢材と比較すると、集成材は耐用年数において劣るのがデメリットです。
*接着剤が身体に影響を及ぼす可能性がある
前述の集成材に使用される接着剤の中には有害物質を発生させるものもあります。
しかし安全に配慮する法律を満たしているため、過剰に心配する必要はありません。
また有害物質を発生させない接着剤もあるため、どうしても気になる方はそちらを利用してみてはいかかでしょうか。
接着剤や耐用年数については施工業者とよく相談して、危険が及ばないように対策方法や代替案についても考えておきましょう。
□まとめ
今回は、集成材のメリット・デメリットについて解説しました。
集成材についての理解を深めた上で、注文住宅への利用を検討してみてはいかがですか。
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