「光熱費を節約するための方法を知りたい。」
「省エネ性能の高い住宅を建てるための考え方を教えて欲しい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
省エネ性能の高い家を作ると、30年で270万円ほどの節約になることをご存知ですか。
今回は、省エネ住宅を意識した住宅のメリットをご紹介します。
□省エネ住宅のメリット・住宅環境面
省エネ住宅の特徴として、高気密で高断熱であることが挙げられます。
住宅の高気密性・高断熱性能は、外気の侵入を防ぎ、室内の空気が逃げるのを防ぎます。
湿気や結露が抑えるという効果があるため、住宅の耐久性を維持しながら快適な生活を送ることができます。
「リビングは暖かいが、廊下は寒い」
というように、室内の温度差が大きいと、湿気や結露だけでなく、ヒートショックを発症する恐れもあるため、注意してください。
□省エネ住宅のメリット・コスト面
省エネ住宅では冷暖房がより効率的に利用でき、夏は涼しい、冬は暖かい状態をキープしやすいです。そのため必然的に冷暖房費は削減できます。
20年、30年後までに必要となる電気代を考えると、かなりの節約につながるため、とても嬉しいですね。
省エネ住宅の光熱費に関しては、2015年に日経新聞が30年間のランニングコストを考慮した際の光熱費についての発表がありました。
その中で、省エネ性能のある住宅はそうでない住宅に比べて、30年間で270万円ほどの節約になると発表されました。
月単位で見ると少額ですが、年単位で見ると大きな削減になります。
□省エネ住宅のメリット・制度面
省エネ性能の評価で国からの支援を受けられます。
建築物省エネルギー性能表示制度は、審査基準を満たし、認定を取得すると、30万円~50万円の補助金が受けられます。
※状況によって補助が受けられる内容が異なります。
気になる方はチェックしてみましょう。
また、住まいの給付金という制度もあります。
こちらは省エネ住宅の床面積と性能面での基準を満たすと給付金が普及されます。
さらに、次世代ポイント制度や地域型住宅グリーン制度があります。
次世代ポイント制度は、ポイントをためて商品と交換するシステムのため、気になる方は交換できる商品を確認しましょう。
地域型住宅グリーン化事業は木造住宅が対象のため注意してください。
このようにたくさんの省エネ住宅の補助制度があるため、省エネ住宅を検討してみてはいかがでしょうか。
※制度に関しては、執筆時点での情報になります。時期・条件によって補助制度を受けない可能性もあるので、一度ご相談ください。
□まとめ
今回は、省エネ住宅を意識した住宅のメリットをご紹介しました。
長期的なランニングコストを考慮するとかなりの節約になることをご理解いただけましたか。
省エネ住宅にすると、光熱費の節約や健康的な生活などのメリットが多くあります。
注文住宅をお考えの方は、省エネ性能のある住宅を目指してみてはいかがでしょうか。