注文住宅を建てる際は、気密性について考えることをおすすめします。
しかし、なぜ気密性が大切なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は福津で注文住宅を建てる方に向けて、気密性が高いことのメリットについて紹介します。
□住宅の気密性が重要である理由とは
気密性が重要である理由は省エネルギーで室内の温度を快適に保つためです。
気密性が低い場合は、外気が室内に入りやすく、エアコンを使っても十分な効果が得られないので、電気料金がかさむでしょう。
高気密住宅の場合は、室内の空気が漏れにくく、外気も侵入しにくいので、省エネルギーで快適な住まいを作れます。
また、換気を効率良く行える点も理由の1つです。
室内は水蒸気や二酸化炭素、臭い成分といった様々な物質が漂っており、臭いが発生する原因となるため、定期的に換気を行う必要があります。
住宅の気密性がばらばらだと、効率よく換気が行えません。
気密性を高くして、ばらつきを無くすことで、効率よく換気を行い、臭いの発生を防げます。
□高気密住宅のメリットとは
1つ目のメリットは光熱費が抑えられる点です。
外の空気の影響を受けにくいため、冷暖房効率が上がります。
エアコンをつけてから早い段階で快適な温度を作りやすいので、エアコンの稼働を最小限にでき、電気代も抑えられるでしょう。
2つ目は防音効果がある点です。
高気密住宅は遮音性も高くなります。
生活音や家族の会話といった室内からの音だけでなく、車の音といった外からの音に対しても防音効果があります。
大きな道路に面している住宅や小さいこどもがいる家庭にとっては魅力的でしょう。
3つ目は断熱性能を高められる点です。
断熱性能には室内外の気温差を維持する役割があります。
しかし、断熱材には風を防ぐという効果はありません。
気密性が高いと外の空気が入ってくるのを防げるため、より断熱材の働きを高めます。
4つ目は壁の中や床下の結露を防ぐ点です。
結露は室内と室外の気温差で発生します。
結露により窓ガラスが濡れてしまい大変な思いをした方もいることでしょう。
窓ガラスなら水滴を拭くことで対処ができますが、壁の内側で結露が発生した場合は大変です。
カビが生える、建材が腐ってしまう場合があります。
気密性が高い場合は、室内の空気が壁の内部に流れることを防ぐので、壁の内側に結露が発生することを防ぎます。
□まとめ
今回は気密性が高いことのメリットについて紹介しました。
なぜ住宅の気密性が重要であるか分かっていただけたでしょうか。
気密性が高いことは快適な住まいを作り出すことにつながります。
注文住宅を建てる方は気密性についても考えてみてください。
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