ガレージを設ける手段として、オーダーメイドにする、ビルトインガレージにする、規制品を組み立てるなどがありますね。
いずれにしても、どの材質にするか、その材質の特徴やメリットは何なのか把握する必要がありますね。
そこで今回は、ガレージに使われている材質と、内装に用いる素材の規定についてご紹介します。
□ガレージに使われる材質の種類についてご紹介します!
ガレージには主に木造のものと鉄骨のものがあります。
両者の違いとして、まず料金面についてご紹介します。
比較的高いのは鉄骨ガレージで、1台用ならば250万円~350万円、2台用なら350万円から500万円です。
一方で、木造ガレージは1台用で200万円~300万円、2台用で300万円~450万円です。
鉄骨ガレージは木造ガレージよりも高価な分メリットもあります。
やはり鉄骨製の方が耐久性に優れています。
構造強度も高いので、ある程度の衝撃が加えられても変形することなく、少しの傷で済むでしょう。
亜鉛メッキやガルバニウム鋼板といった、塗装された金属は、丸ごと水洗いできるので、掃除の負担が少ないです。
しかし、経年劣化により塗装は少しずつ剥がれていくので、錆が発生してきます。
その場合は、錆を落とした後、錆止めを塗装した上に再塗装を施せばよいでしょう。
木造ガレージは、なんといっても木材の温かみが感じられるのがメリットです。
加工の自由度が高い特性を持つ木材ですが、腐食する恐れがあるので注意してください。
定期的に防腐剤をかけなければならないのが木材の欠点といえます。
また、湿気や乾燥で反りや曲がりが生じる恐れもあるので注意しましょう。
□内装に用いる素材の規定についてご紹介します!
実は、内装は自由にデザインを採用できません。
建築基準法第129 条に基づいて、ガレージの内装に用いる素材は純不燃材料でなければなりません。
内装材に使用できる純不燃材料には、石膏ボードと木質系セメント材があります。
木製の建材なら、不燃木材と不燃構造用合板が使えます。
不燃木材は、不燃薬剤を気に浸透させているので、普通の木材と比べて燃えにくい性質があります。
不燃性能を認定されている木材を必ず使用するようにしてください。
□まとめ
以上、ガレージに使われている材質の種類と、内装に用いる素材の規定についてご紹介しました。
デザインや要望に合わせて、最適なガレージを選んでくださいね。
宗像市にお住まいの方で、ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
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