「注文住宅の購入を検討しているけど、高気密や高断熱があまりよくわからない。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
高気密や高断熱であることは、快適な暮らしを実現するために重要です。
そこで今回は、宗像市の方へ、高気密住宅や高断熱住宅の特徴と高気密や高断熱が重要な理由について紹介します。

□高気密住宅と高気密住宅の特徴について

高気密住宅と高断熱住宅は、いずれも室温を適温に保つ効果がありますが、その特徴は異なるため、しっかりと区別しておきましょう。

まず、高気密住宅とは気密性が高い住宅のことで、外気の侵入が少ない構造になっています。
住宅の気密性は、床面積1平米あたりの隙間面積を示す「C値」という値で表されますが、これまで目標のC値は5.0でした。
これは、床面積1平米あたりおよそはがき3枚分の隙間があることを意味しています。
高気密住宅では、隙間が10分の1ほどになる場合もあり、より外気の侵入を防げるため、室温を快適に保ちやすいと言えるでしょう。

次に高断熱住宅とは、室内と外壁の間に断熱材を入れたり、窓やサッシを断熱性の高いものにしたりして断熱性が高くなっている住宅のことです。
住宅の断熱性も、床面積や外壁面積あたりにどれだけ熱を失うかを示す「Q値」や「UA値」で表されます。
これらの値が小さければ、高断熱である証拠となるため、確認しましょう。

□高気密、高断熱が重要な理由について

高気密や高断熱は室温を快適に保つだけでなく、他にも重要な役割を果たしています。
まず高断熱、高気密であれば、冷気と暖気を逃さないため、エアコンの効きが良くなって使用量を減らせるでしょう。

また、住宅内で温度差を作らないという点も重要です。
部屋でエアコンを使用していると、廊下や階段部分との温度差が生まれます。
その結果、特に冬はヒートショックを引き起こす可能性が高まるでしょう。
しかし、高気密高断熱であれば温度差が小さくなるため、ヒートショック防止の効果が期待できます。

さらに、これは高気密の効果が大きいですが、内部結露の防止が期待できます。
特に木造の場合は、内部結露によって住宅の劣化が進んでしまいます。
そのため、高気密にして換気をしっかりと行い、内部結露を防止することが重要です。

□まとめ

今回は、高気密住宅や高断熱住宅の特徴と高気密や高断熱が重要な理由について説明しました。
どちらか一方ではなく、両方を組み合わせることで効果が大きくなるため、注文住宅を設計する際には両方の機能を充実させることがおすすめです。
宗像市で注文住宅を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。