地下室を取り入れているご家庭は少数派ですが、趣味の空間が楽しめたりとメリットも多いので、地下室のあるお家に憧れている方もいるのではないでしょうか。
事実地下室は、これ以外にもさまざまなメリットがあり、取り入れる価値はあります。
今回は、地下室のメリットと注意点を解説します。
□地下室のメリットは
地下室を設けるメリットを5つ説明します。
1つ目は、土地を有効利用できる点です。
家を建てる際、容積率が重要です。
容積率とは、敷地面積に対して延べ床面積がどれぐらいあるのかを表す数値です。
容積率8割の場合、100平方メートルの敷地には最大で80平方メートルの家を建てられます。
地下の場合は、条件を満たすと3分の1まで面積に入れなくても良いです。
2つ目は、遮音性が高い点です。
全地下タイプは特に遮音性が良く、気兼ねなく音楽や映画を楽しめます。
3つ目は、温度が安定する点です。
日本では真夏では30度を超える一方、真冬では一桁代の気温になります。
地下では外の気温に依存せず、安定した温度です。
4つ目は、振動が伝わらない点です。
上の階で小さな子供が遊んでいると振動がうるさいですよね。
地下室であれば、音が伝わりにくく、来客時でもストレスなく遊べ、それでいて静かです。
5つ目は、地震に強い点です。
建物では上の階にあればあるほど地震の影響を受けやすいです。
地下室では地盤が固められているため、揺れが軽減されます。
□地下室の注意点は
注意点を4つ説明します。
1つ目は、湿度を調整し、日当たりをよくすることです。
地下室の環境を良好にするには、湿度調整や日当たりは重要です。
ドライエリアが湿度調整や日当たりに貢献します。
ドライエリアは、地下室と地面の間の空堀りのことです。
適切にドライエリアを設け、窓を設置すれば、湿気を逃がしつつ太陽光を取り入れられます。
2つ目は、避難経路を確保することです。
室内階段だけでは、災害時に逃げ道がふさがることもあるので危険です。
ドライエリアに地上に向かう階段を設置しておきましょう。
3つ目は、ドライエリアの見た目をよくすることです。
ドライエリアにプランターで植物を植えれば快適な空間になるでしょう。
4つ目は、雨水対策を行っておくことです。
近年頻繁にゲリラ豪雨が発生します。
ある程度の高さを保っておきましょう。
□まとめ
今回は、宗像市で注文住宅を検討中の方へ地下室のメリットと注意点を解説しました。
地下室には遮音性が高い、温度が安定しているなどのメリットがあります。
そのため地下室を設ければ生活の質も上がるでしょう。
注意点も参考に注文住宅で地下室を取り入れてみてはどうでしょうか。