注文住宅を建てた後、窓の位置で後悔する人は意外と多いです。
間取りについては、十分時間を取って考えますが、窓の位置についてはどうしても後回しになってしまうものです。
今回は、宗像市在住の方に向けて、注文住宅の窓の位置について解説します。
□窓の配置方法について
住宅に窓がなければ太陽の光を取り入れることはできません。
昨今コロナウイルスが流行しており、これからの時期はインフルエンザが流行るため換気ができる窓の役割は重要です。
窓の大きさで、湿度や温度も変わります。
窓にはさまざまなサイズがあるので、種類やサイズ感に合わせて窓の配置を決めると良いです。
これから窓の種類を説明します。
大きな窓は掃き出し窓と呼ばれます。
窓が大きいため、換気時に新鮮な空気がたくさん入ってくることがメリットです。
しかし、防犯上セキュリティーが甘くなりがちです。
掃き出し窓を設置するのであれば、窓の位置を配慮することが大切です。
目線の高さに合わせる引き違い窓を設置すると、明るく快適な環境が手に入ります。
目線の先に景色が見えるようにしたり、2箇所に窓を設置して通風を良くしたり、自分の好きなようにアレンジできると良いですね。
□窓を設置する方向について
風通しを気にされる方は、どの方角にすれば一番風通しが良くなるのか気になりますね。
ところが、どの方向に窓を設置すれば風通しが良くなるのか一概には言えません。
それは、同じ日本でも風の流れには地域差があるためです。
また土地の高低差であったり、周囲の住宅環境でも最適な方角は変化します。
一般の人にはわかりにくいため、専門家に相談の上決めると良いでしょう。
ここでは実際の間取り決めの参考のために、一般的な南北の窓を例に挙げて説明します。
南北の窓の利点は、上手に風を取り入れられるところにあります。
日本は、夏は南風、冬は北風が吹くと言われています。
南北に窓を設置すれば、夏と冬の両方でうまく風を取り入れられますね。
もし南北に窓を設置するのが困難であれば、東西に窓を設置すると良いでしょう。
南北の窓を例にして、一般的な方角で説明しましたが、周辺環境も考慮に入れ設置するようにしてくださいね。
□まとめ
注文住宅の窓の位置に関して、配置方法、窓を設置する方向の面から見ていきました。
窓にはさまざまなサイズがあるので、種類やサイズ感に合わせ、配置を決めることがポイントです。
方向に関しては、最適な方向はそれぞれの住まいで変わるので、専門家に相談の上決めることが大切です。
疑問点があれば当社にご相談ください。