「窓にはどんな種類があるのだろう」
「窓の種類によって特徴はどのように異なるのか」
このような考えをお持ちの方は多いですよね。
窓はお部屋の大事な要素の1つで、欠かせないものです。
今回は、窓の役割と種類について解説します。
□窓の役割
まず、窓の3つの役割を解説します。
1つ目は、採光です。
窓の最も大きな役割は、太陽の光を室内に取り入れることです。
住宅には一定以上の自然光を取り入れることが建築基準法で義務付けられていることはご存じでしょうか。
このように法律で定められるほど、住宅に外からの光を取り入れることは重要です。
2つ目は、通風です。
空気のこもった部屋に長時間いると気分が悪くなってしまいますよね。
このような不快になる空間にしないため、窓はお部屋の空気を入れ替え、快適な空間にする役割を担っています。
3つ目は、外を眺めることです。
窓からは外の色々な景色を見えますよね。
この外の景色を眺めることで、人間は知らない間にリラックス効果を得ています。
このように気付かないところでも、窓は私たちの生活に大きな影響を与えています。
□窓の種類と特徴とは
次に、代表的な4種類の窓とその特徴について解説します。
1つ目は、掃き出し窓です。
窓と聞いて想像するのは、この掃き出し窓ではないでしょうか。
掃き出し窓とは、窓が床から天井付近まである住宅では定番の窓です。
人が出入りできる程の大きさが特徴で、ベランダなどとお部屋を繋ぐ出入り口として多くの住宅で利用されています。
また、窓の面積が大きいため、採光性が高く、お部屋を広く見せる効果もあるでしょう。
2つ目は、出窓です。
出窓とは、外壁部分より外に張り出した窓のことを指します。
出窓の大きな特徴としては、外壁から突出しているため、部屋に奥行きが生まれることです。
主に、輸入住宅などで用いられるため、おしゃれなイメージを持っている方も多いでしょう。
特徴の張り出した部分には、インテリアや観葉植物を並べるなど、自由なスペースとして活用できます。
3つ目は、片開き窓です。
片開き窓は、窓枠の左右どちらかを軸として開閉する窓のことです。
気密性や防犯性が高いことが大きな特徴で、お風呂場やトイレなどで使用されることが多いでしょう。
片開き窓は特性上、外か内に開くため、開く側には窓枠分のスペースが必要です。
そのため、設置する場所を選ぶ際はご注意ください。
4つ目は、両開き窓です。
両開き窓は、2枚の窓を開閉させる窓のことです。
開放感があり、風通しが良く、気密性が高いことが特徴です。
両側の窓を開くため、外側に開いた場合は特に広さを感じられるでしょう。
こちらは、窓が2枚のため片開き窓よりも開く側にスペースが必要です。
□まとめ
今回は、窓の役割と種類について解説しました。
上記のように窓には様々な役割や効果があります。
住宅の設計を考える際には、お部屋に適した窓を設置してみてはいかがでしょうか。
宗像市にお住まいの方で、注文住宅をご検討中の方は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。