注文住宅を建てる際、吹き抜けを取り入れておしゃれにしたいとお考えの方も多いですよね。
吹き抜けを作る際、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
そこで今回は、吹き抜けのメリット・デメリットや、作る際のポイントを解説します。
□吹き抜けのメリットとデメリットとは
吹き抜けのメリットを2つご紹介します。
1つ目のメリットは、開放感があることです。
吹き抜けを作ることで、天井が高くなり視線が開けます。
視線が開けることで、実際の部屋の広さ以上に広く感じられるでしょう。
2つ目のメリットは、部屋が明るくなることです。
吹き抜けに窓を設置するため、採光部分が広くなります。
そのため、部屋の奥まで自然光が差し込み、昼は心地よい空間になるでしょう。
また、吹き抜けのデメリットも2つご紹介します。
1つ目のデメリットは、2階のスペースが削られることです。
吹き抜けは、2階のスペースを削って作られるため、2階の部屋が少なくなってしまいます。
家全体の広さに余裕がない場合や、子供部屋が必要な場合は、吹き抜けを取り入れるのは避けた方が良いでしょう。
2つ目のデメリットは、2階に音や臭いが筒抜けになることです。
例えば、リビングでの話し声やテレビの音が、2階の個室にまで響くことがあります。
家族間でも一定のプライベートを確保したい場合は、吹き抜けの設置はあまりおすすめしません。
□吹き抜けを作る際のポイントとは
吹き抜けを作る際、押さえておきたいポイントが3つあります。
*強度を備えること
吹き抜けを取り入れた家は、直下率の点でバランスが悪い間取りになりやすいです。
直下率とは、1階と2階の柱や壁の位置の合致度を示すもので、これが低いと地震によって倒壊しやすくなってしまいます。
そのため、吹き抜けを作る場合は、コンクリート造並みの強度を備えた家を建ててください。
*照明器具を工夫すること
吹き抜けは、天井の高いため照明器具を工夫する必要があります。
天井から吊り下げるペンダントタイプであれば、種類が豊富で、同じデザインのものや大きさの異なるものを組み合わせて、おしゃれに見せることも可能です。
*寒さ対策をすること
吹き抜けを作ると部屋の上部に暖かい空気が溜まり、下部には冷たい空気が溜まってしまいます。
この問題を防止するためには、シーリングファンを設置すると良いでしょう。
冬場は上向きに回すことで、上部の暖かい空気を下まで行き渡らせます。
また、夏場は下向きに回すことで、冷えた空気を上部まで上げられます。
□まとめ
今回は、注文住宅で吹き抜けを作る際に気をつけたいポイントを紹介しました。
本記事を参考に、おしゃれな吹き抜けを作ってみてください。
当社は、宗像市を中心に注文住宅の建設を行っております。
マイホーム建築をお考えの方は、気軽にお問い合わせください。