「注文住宅に無垢材を使用した場合、地震がきても大丈夫なの?」
「無垢材の耐震性について詳しく知りたい!」
とお考えの方はいらっしゃいませんか。
天然の木を使った無垢材の家が耐震性において優れているか知りたい方は多いでしょう。
そこで今回は、無垢材の耐震性について解説します。
□無垢材を用いた住まいの耐震性
天然の木由来の無垢材の耐震性が低いと思われる方も多いでしょう。
しかし世界最古の木造建築である法隆寺は地震の多い日本で建築されたのにも関わらず1400年もの間崩壊していません。
むしろ寺や神社も含め歴史ある木造建築の建物が地震により崩壊した話を聞いたことがある方の方が少ないのではないでしょうか。
無垢材の最大の特徴として調湿効果が挙げられます。
調湿効果とは、周りの湿度に合わせて湿気を吸収・放出して、自動的に調整する機能のことです。
この調湿効果のおかげで、無垢材は水に強くカビが発生したり、腐ったりすることがめったにありません。
さらに無垢材は軽く、曲げたり引っ張ったりなどの衝撃に対する強度が非常に強い特徴もあります。
これらのことから、無垢材の耐震性について疑う専門家はいません。
□耐震性に優れた無垢材の種類
*ヒノキ・ヒバ・ケヤキ
耐震性に優れた無垢材の代表格がヒノキです。
高い耐久性を有する上、シロアリや湿気にも強く腐敗することがめったにありません。
ヒノキは伐採した後にも強度が段々と増していく素材で、100年以上も耐震性が保証された素材です。
しかし注文住宅に使用する場合、その成長速度が遅いことから比較的費用が高くなってしまうことに注意しましょう。
ヒノキの他にも重くて硬さのあるツガと呼ばれる木材や、シロアリや湿気に強いヒバと呼ばれる木材が耐震性の強い無垢材として挙げられます。
美しい木目を有することから人気のケヤキは、非常に高い耐震性も持ち合わせます。
しかし供給量が少ないため費用がかかることや、硬さゆえに施工の際に高い技術が必要な扱いにくい木材であることは覚えておきましょう。
*耐震性が比較的低い無垢材
反対に、無垢材の中では比較的耐震性の低い無垢材についても紹介しておきましょう。
無垢材の中でも、コストパフォーマンスの良いスギは耐震性がそれほど高くない木材です。
スギ特有の香りを楽しめ、柔らかさゆえに施工がしやすいのが特徴です。
□まとめ
今回は、無垢材の耐震性について解説しました。
無垢材の耐震性に疑いの余地はないため、注文住宅を建てる際は無垢材の使用を検討してみてはいかがですか。
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