皆様は基礎のないガレージをご存知でしょうか。
基礎のないガレージとは、その名の通り強固なベースの部分が不必要なものです。
今回の記事では、基礎のないガレージの種類や、そのメリットを詳しくご紹介します。
ガレージ作りを考えているという方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
□基礎のいらない床付きタイプのガレージとは
床付きタイプのガレージには、ガレージの本体部分に床が取り付けられています。
あらかじめ床が設置されているため、通常のガレージ作りに必要な強固な基礎が必要ありません。
床付きタイプのガレージの主な作りとしては、コンクリートブロックの上にガレージブロックを設置するものです。
床付きタイプのガレージは設置が簡単なため、転倒などの怪我防止や防湿対策を行う必要があります。
一方で、固定資産の課税対象になりにくいというメリットもあります。
床付きタイプと比較されやすいのが、土間タイプのガレージです。
土間タイプのガレージはスロープなどが不必要ですが、床付きタイプのガレージは構造上、地面との段差が15センチメートル以上できることを留意しておきましょう。
また、床付きタイプの工事を行う前には、ご自身の物件や土地の大きさに合わせて建築確認申請を行う必要があります。
□固定資産税の条件基礎に当てはまらない場合は非課税になる
固定資産税の課税対象は、土地と建物です。
そのため、ガレージや物置も建物と認められれば固定資産税の対象となってしまいます。
以下の3つの条件すべてを満たしている場合には、建物だと認められてしまうのでチェックしておきましょう。
条件1つ目は、土地定着性です。
土地定着性とは、ガレージなどの基礎部分がしっかりと土地に固定されている状態のことを指します。
条件2つ目は、外気分断性です。
屋根があり、3方向以上が外周壁や建具で囲われているガレージは、この条件に当てはまってしまいます。
条件3つ目は、用途性です。
ガレージの用途として、居住や作業、貯蔵などに利用可能な場合、条件の3つ目を満たしていると判断されます。
この3つの条件をすべて満たしている場合には、固定資産税の課税対象となります。
しかし、床付きタイプのガレージの場合は、地面との間に隙間が生じる設計となっているため課税されにくいです。
□まとめ
私たちライフスタイルでは、お客様の理想の使用用途に合わせたガレージ設計を行っております。
お客様の中には、ガレージにサーフィンやキャンプなどの趣味を満喫する空間を取り入れている方もいらっしゃいます。
ガレージ作りで気になることや質問がある方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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