「太陽光発電を住宅に導入したいが、よく分からない」
このような考えをお持ちの方は多いですよね。
現在、住宅に太陽光発電を導入する方は増加傾向にあります。
そこで今回は、太陽光発電について解説します。

□太陽光発電のメリットとは

まずは、3つのメリットを解説します。

＊電気代の削減

ほとんどの方が最初に思いつくのは、電気代の削減ではないでしょうか。
発電設備を設置することで、発電した分の電気代を削減できます。
コロナウイルスの影響で在宅時間が増えている今、電気代に不安を抱えている方も多いですよね。
このような不安も、太陽光発電を導入することで解消できます。

＊売電収入

太陽光発電の経済的なメリットを大きく占めるのがこの売電収入です。
発電設備を設置している家庭の内、自家消費される電気は約30パーセントで、約70パーセントの電気は売電されているというデータもあります。
また、以前は地方ごとで売電価格の差がありましたが、現在ではこのような差はなくなってきている傾向があります。

＊環境に優しい

太陽光発電に必要なものは太陽光のみで、火力発電のように二酸化炭素を排出することもありません。
そのため、環境に優しく、枯渇性資源の化石燃料の節約にもつながります。
例えば、1キロワットの発電システムで、年間に二酸化炭素は314キログラム、石油は227リットルも削減できます。

□太陽光発電のデメリットとは

次に、3つのデメリットについて解説します。

1つ目は、設置費用が高く、手が出しにくいことです。
太陽光発電の設備に高価なイメージをお持ちの方は多いですよね。
設備の規模にもよりますが、多くの場合は100万円以上の費用が必要です。
しかし、最近ではメーカーの開発により、年々設備の費用は安くなっています。

2つ目は、メンテナンスに費用がかかることです。
太陽光発電にはメンテナンスが不要とお思いの方も多いのではないでしょうか。
光のエネルギーを電力に変換する電力機器や各部品は劣化するため、メンテナンスが必要なケースがあります。
ただし、メーカーによっては10年程度の保証がついているものもありますので、保証期間内であれば故障時に保証を受けられるケースもあります。

3つ目は、発電量は日射量に左右されることです。
太陽光発電は太陽光のエネルギーを電力に変換するため、日射量は重要なポイントです。
しかし、年間を通しての曇りや雨などの悪天候に見舞われない限り、日射量の差により大きな痛手となることはないでしょう。
また、大規模な工事で日射量が減ってしまう場合もあるため、周辺の環境にも注意することをおすすめします。

□まとめ

今回は、太陽光発電について解説しました。
上記のように、初期投資の負担は大きいですが、長期的にみると大きなメリットもあります。
今回の記事を参考にして、ぜひ太陽光発電の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
宗像市にお住まいの方で注文住宅を検討中の方は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。