「住宅の構造と健康には関係があると聞いたけど、詳しくはよくわからない。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、住宅の構造による健康リスクと、健康リスクを減らす住宅づくりについて説明します。
宗像市で注文住宅を建てる予定の方は、プランを作る際にぜひ参考にしてみてください。
□住宅の構造による健康リスクについて
住宅の構造によって生じる可能性がある健康リスクは、主に「冷え性」、「ヒートショック」、「カビとダニによるアレルギー」の3つです。
1つずつ確認していきましょう。
まず冷え性は、特に女性を中心にお悩みの方が多いのではないでしょうか。
冷え性は軽く扱われがちですが、肩こりや頭痛、風邪の原因にもなるため、改善しておいた方が良いでしょう。
そんな冷え性と住宅との関係について、冬に室内が寒いことを我慢しているうちに、体温調節がうまくできなくなり、冷え性になってしまいます。
そのため、室内を適温に維持することで、冷え性が改善されるかもしれません。
次のヒートショックは、家庭内で高齢者が死亡する原因の多くを占める危険な疾患です。
ヒートショックは急激な温度差が原因のため、エアコンにより暖かくなっている部屋と冷えた廊下や階段との温度差が問題です。
そのため、住宅内での温度差をいかになくせるかが重要と言えるでしょう。
最後のカビとダニによるアレルギーについても、住宅内の温度差が原因です。
住宅内の温度差が大きいと、窓や壁の中に結露が発生します。
結露を放置すると、カビが発生し、カビを餌にするダニも発生してしまうため、気をつけてください。
□健康リスクを減らす住宅づくりについて
ここまで確認してきた健康リスクは、住宅内の温度差が大きいことと、室内の温度が適温でないことが原因です。
これらの原因は住宅の気密性や断熱性を高めることで解消される場合が多いです。
まず、断熱性が高い住宅では、冷気が住宅内に伝わってくることを防げます。
そのため、エアコンをあまり使用しなくても適温に保てるでしょう。
また、気密性が高い高気密の住宅では、外気が室内に入ってきにくいですし、逆に室内の適温の空気もあまり外に逃げません。
そのため、より長い間適温が保たれ、室内での温度差が小さくなります。
これらを組み合わせるとより効果が高まるため、健康リスクを減らすためには、高気密高断熱の住宅にするのが良いでしょう。
□まとめ
今回は、住宅の構造による健康リスクと、健康リスクを減らせる住宅づくりについて説明しました。
健康リスクを減らす住宅づくりをすることで、より長く快適に過ごせるため、ぜひ参考にしてみてください。
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