注文住宅を建てるときには収納の関する失敗をしやすいです。
しかし、事前にどのような失敗が多いのかを知ることで、同じような失敗を防げるでしょう。
そこで今回は福津で注文住宅を建てる方に向けて、収納に関する失敗について紹介します。
□注文住宅で失敗しやすい収納問題
自宅の収納スペースに不満を持っている方はどのくらいいるのでしょうか。
全国の20代以上の男女を対象とした「自宅の収納スペースに満足しているか」というアンケートの結果によると、172人中89人は収納スペースに不満があるという結果になっています。
不満がある人の意見としては「押し入れやクローゼットが狭すぎた」、「コート類を収納しても残りのスペースが無駄にならない広さや形にするべきだった」などがあります。
このように収納スペースの不満の多くは収納スペースが少ないことが原因であると言えるでしょう。
一方で、満足している人の意見としては、「各部屋に収納を作って、階段下などのデットスペースも活用した」、「ちょっとしたすき間もすべて収納スペースにするなど、使いきれないくらいの収納を作った」などがあります。
このように収納スペースに満足している人は余分なくらいの収納スペースを作っていることが分かります。
注文住宅の満足度を高めるためにも、収納スペースの確保は大事だと言えるでしょう。
□収納スペースを考える際のポイント
収納スペースの広さや収納量だけでなく、収納内部のつくりや収納場所について考えることが大事です。
出し入れしにくい収納のつくりだとせっかく収納スペースを大きくしても不便に感じてしまいます。
具体的な失敗例としては、「パントリーの奥行を取りすぎた」、「階段下収納には照明を付ければ良かった」などが挙げられます。
ものを出す・使う・しまうことをイメージして収納のつくりや場所を考えましょう。
注文住宅の収納を考える場合は、ものを使う場所と収納する場所の動線はスムーズか、収納扉は使いやすいものになっているか、頻繁に使うものは手の届きやすい高さに収納しているか、などを意識することをおすすめします。
また、必要な収納スペースは床面積ではなく、壁面積で考えましょう。
LDの収納は壁面積が7平方メートルほどあれば、学校に通う子供がいる家庭でもほとんどのものが収まると言われています。
□まとめ
今回は福津で注文住宅を建てる方に向けて、収納に関する失敗について紹介しました。
納得のいく収納スペースを作るには、十分な広さを確保することや壁面積でスペースを考えること、ものの出し入れをイメージすることが大切です。
過ごしやすい注文住宅を建てるためにも、良い収納スペースを作りましょう。
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